古代エジプト史
紀元前30000年頃、西アジア方面から古代エジプト人の祖先が移住して来る。
紀元前10000年頃、定住が始まる。
紀元前5000年頃、新石器時代。農耕と牧畜が始まる。集落が生まれ、バダーリ文化が始まる。
紀元前4000年頃、各地にセペト(後にギリシア語でノモス)と呼ばれる都市国家が上エジプトに22、下エジプトに20、合計約42に分かれて成立し始める。
上エジプト:ナイル河上流の細長い峡谷地帯、ナカダ文化。
下エジプト:ナイル河下流の広がったデルタ地帯、ファイユーム文化、メリムデ文化、マーディ文化。
紀元前3500年頃、ノモスが上エジプトと下エジプトの二つの統一国家にまとまる。
上エジプト:主神:ホルス、都市:テーベ、テルモポリス、エレファンティネ。
下エジプト:主神:セト、都市:メンフィス、ヘリオポリス、ギザ。
灌漑農耕が始まりパレスチナ、レバノン方面に進出。
ヒエログリフ(神聖文字)が使われはじめる。
古代エジプト人は、日本の元号のように「『王の名前』の統治何年目」のように歴史を記録していた。そのため、絶対的な年代表記法に置き換えた時に、幾分かの誤差があるだろうと言われる。初期王朝の始まりも50年から200年ほどの誤差がある可能性が指摘されている。
古代エジプトは、次の時代に区分されている。
エジプト初期王朝(紀元前3150年-紀元前2686年)
エジプト古王国(紀元前2986年-紀元前2181年)
エジプト第一中間期(紀元前2181年-紀元前2040年)
エジプト中王国(紀元前2040年-紀元前1663年)
エジプト第二中間期(紀元前1663年-紀元前1570年)
エジプト新王国(紀元前1570年-紀元前1070年)
エジプト第三中間期(紀元前1069年-紀元前525年)
エジプト末期王朝(紀元前525年-紀元前332年)
プトレマイオス朝(紀元前332年-紀元前30年)

wikipediaより


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ピラミッドの風景写真